FTTHシステム (G-PON)
G-PONとは、ITU-T G.984で標準化されているPON規格であり、下り帯域が最大2.4Gbps、上り帯域が最大1.2Gbpsの伝送速度を有します。下り帯域はGE-PONの2倍以上の速度であり、最長伝送距離は無中継で60kmが可能で、最大分岐数は128分岐/10kmを実現します。また、GE-PONでは標準化されていない、”1芯3波”伝送(上り/下りデータ信号用に2波、下り放送信号(RF信号重畳)用に1波を使用)も、G-PONでは標準化されていることから、データ信号伝送のみならず、放送信号伝送も含めて、高汎用性を提供するPON方式でありながら、構築コスト、保守コストを抑え、経済的な設備投資が可能なシステムといえます。
製品の特長
■1芯3波伝送が可能(2芯3波伝送も可能)
■下り帯域が最大2.4Gbps、上り帯域が最大1.2Gbpsの伝送速度
■10Km以内128分岐/20Km以内64分岐の伝送能力(最大60kmまで伝送可能)
■上位回線出力カード(NT)ポートは1GigEx4、10GigEx1、10GigE X-Connectを搭載
■多様のQoS設定及びVLAN設定が可能
■帯域制御機能搭載
■プライマリー電話、IPTV、VoIP、Potsに対応可能
■21インチラックに最大2シャーシ(シェルフ)搭載で65,536回線対応(FX16の場合)
■監視装置による監視が可能(遠隔可)
■前面LEDによる動作確認が可能
■保守性に優れたユニット方式
■レイヤ3ルーティング、IPv6サポート
FTTH(G-PON)システム導入事例
なぜG-PONシステムが選ばれたのか
CATV局でのFTTH化
■速度で競合へ差別化 →大容量な2.5Gbps伝送システムで速度による差別化が可能
■多重伝送が可能なシステム →新たなサービス展開をする際に光芯数を必要とした時に、光多重伝送可能なシステムにより追加で光ケーブルの敷設なく、既存の芯数で早期にサービス展開が可能
■規格の安心感 →国際標準化されたシステムであり規格としても安心できる
■将来への拡張性 →10G,40Gと高速化のロードマップあり
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