FAQ HCNA

設置:-10 ℃～55 ℃。湿度:10%～95% 結露のないこと。
機器の放熱口を塞ぐような設置は避けてください。
特に子機は、上下左右に物を置く事無く、適度に隙間を空け通気性が良い環境にして設置してください。

使用いたします帯域は、基本10MHzから70MHzを使用いたしますが、C9シリーズに関しましては任意で200MHzまでの帯域拡張が可能です。その場合、既設のサービスチャンネルと帯域が重なる可能性がありますので、事前に帯域が重ならない事を確認のうえ、ご使用のほどお願いいたします。

FBタイプの同軸の使用が望ましいです。2Vでも接続は可能ですが、 減衰率が高い事から使用する場合は事前確認が必要と思われます。

HCNAは使用いたします帯域内で双方向伝送しておりますことから、該当します増幅器はございません。また、上り下りの伝送を分けた通常の双方向増幅器も使用できません。

HCNA親機及び子機によるTV信号の混合及び分波は可能でございますが、 万が一の際を考慮し、親機側には専用の混合器をオプションでご用意しております。 また、子機側につきましては、お客様にて2分配器をご用意していただき、 テレビとHCNA子機と分けて配線をしていただいております。

HCNAの使用いたします周波数帯域は映像信号より低い帯域でございますので、配電盤からテレビまでの同軸及び各種分岐分配の損失を考慮したRF出力レベルですので、映像信号レベルに関しましても同様に損失を考慮しますとHCNAのレベルより5～10dBほど高くした方がよろしいかと思います。（もしくはHCNAのレベルを5～10dBほど下げる）

カスケードは通信の仕様上できません。親機を複数台使用する場合は、お互いに通信信号が回り込まないように分配器及びフィルターでエリア分けを行います。また、上位のLANに関しましては、DONU配下にL2SWを設置し、複数台の親機を接続する運用を推奨致します。

親機配下の子機のLANポート毎に速度設定が可能です。子機間の通信に関しましては、親機で折り返しによる通信はデフォルトで、通信ができないようにしております。

親機のIPアドレスにアクセスできれば、提供しておりますWebUIで状態確認および設定変更が可能でございます。

オプションでご用意しておりますプロビジョニング・ソフトを使用することで、お客様が使用しております顧客管理システムとの連携することを可能とさせますが、別途開発費がかかりますので、ご相談ください。

混在環境での運用は可能です。 ただし、親機の監視用IPの設定に関しましては、IPv4もしくはIPv6のどちらかのみを設定頂くこととなります。

HCNA側でPPPOEの信号を通過することはできますが、認証する機能は御座いません。認証についてはONU自体もしくは、ONUと親機の間にPPPOEを認証できる機器を設置いただくことになります。

使用出来ます。
但し、各社の設定がございますので、ご利用される場合は設定をご理解のうえ、運用のほどお願いいたします。

・ご使用のOLT側でHCNA用の設定変更等は発生致しません。
・D-ONUとHCNAの1対1での運用が望ましいです。
・D-ONUで速度制限はかけず、子機側にて速度設定は可能です。
＊ご利用前に現在使用されておりますFTTHシステムメーカにお問い合わせをしていただき、
ご不明な点を問い合わせていただきますと解決が早い場合もあります。

・親機/子機のファームウェアバージョンをお教え下さい
・親機/子機のドライババージョンをお教え下さい
・親機WebUIの「devices」画面のスクリーンキャプチャをお送り下さい
・問題が有る子機とのSNR測定を実施し、測定画面のスクリーンキャプチャをお送り下さい
・可能であれば、簡単な系統図（ネットワーク＆同軸）をお教え下さい